ねこ

ザ・ウォード/監禁病棟のねこのレビュー・感想・評価

ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)
4.0
久々に再鑑賞したので再レビュー。
カーペンター先生、今作から11年空いてますよ。早く新作ください。
ジョンカーペンター監督作品のDVD19作品と、かなり集めていますが、パラダイム、姿なき脅迫、グッバイベイビー、ボディバッグスだけDVD持ってない。

不可解な言動が最後につながる伏線回収はさすがカーペンター兄貴。
発売日にDVD購入した際に同封されていたブックレットにディカ様主演のシャッターアイランドと同時期公開と書いてある通り、オチに繋がる伏線考察系が流行っていたのかな。
公開当時、三重の田舎ではザ・ウォードが映画館でやっていなかったのでDVD発売日に即買いしましたがシャッターアイランドは映画館で観ました。

監禁病棟に入れられた主人公が霊的なモノに襲われて、他の患者も次々と消えていってというありがちな設定ではあるのですが、カーペンターはそれだけでは終わらせない。今となっては結構ありそうなオチだったりもしますが当時は衝撃的な話だった事を覚えています。
そしてローラ=リーが可愛いかったことも覚えています。
あんまり言うとロリコンと思われてまうのでここまでにしておきますが、調べてもあんまり出て来ないローラ=リー。今どうしてるのかな。

カーペンター師匠は、やはり緊迫感が上手いですよね。
早く逃げて!とか心の中で自然と思ってしまうのは表現力が凄いことだと思う。

本作から11年新作が出ていないカーペンター巨匠も73歳、時代を席巻したホラーの巨匠、悪魔のいけにえのトビーフーパーは74、エルム街の悪夢のウェスクレイブンは76、スタンリーキューブリックは70で亡くなっており、カーペンターも良い歳です。
(13日の金曜日のショーンSカニンガムは79歳でまだご健在ですが)
新作が出るまでどうか健康で長生きして欲しいものですが、万が一体調を崩されたら皆さんで医療費を支援するのはいかがでしょうか?
ねこ

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