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カルメン故郷に帰るのmasaのレビュー・感想・評価

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)
3.8
昔の女優さんでは高峰秀子さんが、とても好きなのですが、この作品も日本初のカラー映画という他にも、素朴で何だかんだ観終わったあと多幸感に浸れる作品。
東京でストリッパーをしている娘がど田舎に帰省するというだけの話なのに、何故か観たあと心地よい。

日本初の総天然色映画として製作された木下恵介監督作。
主演は高峰秀子と小林トシ子。
東京でストリッパーをしているハイカラな娘が友達を連れて里帰りしたことから静かな村が大騒ぎとなってしまい……

『二十四の瞳』『浮雲』『女が階段を上る時』などでみせたモノクロの高峰秀子は超美人だったけど、このカラー作品もストリッパーというわけでどぎついケバいメイクなんだけど、よく観るとやっぱ美人なんだよな~。
体型もストリッパーの割にはちょいムッチリしてて、逆にそれが良かったな~😁

こんなんの村でストリップを披露したら、そりゃ大変な騒ぎになるだろ。
戦後まもない復興しようとしている村人たちや、子供たちは朗らかで明るくコミカルに描かれている。
昔の作品なのでちょっと音声が聞き取りづらかったけど、貴重な作品を観れました☺️
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