凄く面白い映画だった。
昭和初のカラー映画。なにより白黒でしか資料で見たことが無い旧草軽鉄道が映し出されていた事に感激しました。
高峰秀子の演技は素晴らしい。踊る姿、目線。すごいな昭和の大女優。
内…
日本初の国産カラー映画
男優の顔が白い!
ビビッドな色彩に気合いを感じる
終始山をバックに描いているところから感じる強さもあるのかもしれない
戦後日本、ここから何処に向かっていくのか、ワクワクする…
文化発展、村発展、文明発展を理由に胸を張り、その芸術作品が本来持っているはずの意義をねじまげて広めていく。
そんな望みもしないことが行われてると知らないカルメンたち。いや知っていたのかもしれない…
ストリッパーのカルメンが故郷に錦を飾るお話。田口先生の作曲した曲、暗すぎませんか…。芸術的ってそういうこと?ラストで校長が「今度は田口先生のような本当の芸術家を〜」とはまた酷い。
全体的にドタバタ…
日本初のカラー映画とのこと。総天然色活動写真!
冒頭ビックリするくらい色が無い。浅間山を望む山中の田舎村と村人が続く画面。何故これをカラーで作った……?
東京へ行って芸術家(自称)になった娘カルメ…
軽快でいて楽しくて少し哀しい、幕の内弁当みたいな映画。
ポイントは3つ。
●画面がキレイ(というか、意図的にキレイに撮ろうとしてる努力が窺える)。
・あとで調べると、なるほど「国産初の総天然色映画…
戦後間もない日本。浅間山の麓、北軽井沢。
家出をして東京でダンサーになった「おきん」から、実家の牧場に手紙が届く。久しぶりで帰省してくるという。
芸名「リリィ・カルメン」として東京で有名になったお…
思ってたよりずっと面白かった!
日本初のカラー映画らしいけど、なるほどカラー映画ならではの良さが沢山取り入れられてる。放牧地帯に漂うハイカラな踊り子2人という時点で色彩的に美しい…。
まだ女性が…
初カラーでこのストリッパーのコメディを撮るのはやっぱり木下惠介。
肩透かしのようなカッコつけ方は流石。
しかしながらあまりに風刺的、自虐的に見えて、謎の劣等感を感じてしまった。
映画で言いたいこと…
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