「あこがれ」により東宝で初めて誕生した青春スター内藤洋子に、日活で飛躍する舟木一夫の青春歌謡路線に乗っかり、「黒いオルフェ」の様な格調高い和製ミュージカルを創造した松山善三監督に敬意を表したい。日高…
>>続きを読む襟裳の波と浜、昆布採りの人を背景に舟木の「その人は昔、海の底の真珠だった」で始まって、そのまま歌と一緒に映画も4分で終わってしまいそうな雰囲気だ。嗚呼、舟木が歌う通りその人の運命も知れ、舟木もまた…
>>続きを読む舟木一夫の映画ははじめて観たけど、思ってた以上に歌が流れてちょっとおもしろかった。歌で状況と気持ちを説明してくれるので、とてもわかりやすい。
2人の出会いの時期でさわやかな場面が多いのもあって「田舎…
「洋子さん、君は騙されているんだ、倖せなんてそんなものじゃない」
「じゃあ、倖せってどんなの?見せてよ」
「倖せは目に見えるものじゃないよ」
「目に見えないものがあると思って?さわることが出来な…
摩訶不思議な映画である
内藤洋子と舟木一夫のファンにとっては最高の映画だろうが
そうではない人はどうしたらいいのか…
北海道で漁師と百姓をやっていた二人が夢を抱いて上京してくる
東京で貧しいながら…
松山善三『その人は 昔』ラピュタ阿佐ヶ谷。
面食らった。『シェルブールの雨傘』に感化された松山善三は大いなる野心とポエジーな魂で全編書き下ろしの音楽の、北海道から出てきた恋人たちが都会の荒波に曝され…