ルルドの泉にお参りにきた身体不自由な女性におこる奇跡の話。
同じように何かを患って縋るような気持ちでやってきた人々の思いは同じだけど 信仰心の強さや貢献度に関わらず不意に訪れた神秘、それはまるで宝…
絵画のような美しい映像。どの場面も印象的。赤、青、グレー、黒、白のコントラスト。 シリアスなテーマを扱ってるようだがこれはコメディのように感じた。陳腐な観光ツアーと化した巡礼の旅。こんなの本当にある…
>>続きを読む
まさに私が求めていたような映画。
何かが起こりそうにじりじり鳴って、小さな奇跡が起こっても、その音は消えない。
ルルドに来た皆は平等に救われる権利を持っていて、そこで唯一試されるのが信仰心かと思…
いきなりフェリチタァ!で笑い転げた。
作った側はぶっ壊すつもりなんか無かろうが、俺は作品がぶっ壊れたとおもった。めちゃ静かな映画です。
レアセドゥ見たさです。
車椅子の主人公が『冷たいの雨に撃…
ハネケの弟子だったというジェシカ・ハウスナー監督作品。
すっごいハネケ臭!
事前知識がなくても、「なんか似てるな」と感じたと思う。
でもハネケよりもずっとシンプルでわかりやすい。
物語の中心部にた…
始終どストライクだった。
大きな意味をもたないであろう、いたるところに貼られた顔写真や肖像画が、生きているのか死んでいるのかわからないような人々の佇まいに重なる。
音楽や景色の対位法的な使い方もそう…
娯楽映画とは真逆の、起承転結の無い、欧州映画らしい作品。
セリフ、動き、カメラワーク、音、と全てを可能な限りに抑えた「静」的映画。逆にそれぞれが重要な意味を持っている。
定点っぽい視点で、奇跡の…
このレビューはネタバレを含みます
雨が降ってるみたいな映画
これは宗教とか関係なしに人間の汚い部分とかをきれいに表現してる
表情とか、指の動きとか、目線とか、そういうので全部伝わってきて目が話せなくなる。
最後の横顔が忘れられない。…
四年前にミニシアターまで他作品を目当てに足を運んだのですが、時間が余ったのでついでに観た作品です。
タイトルからして、キリスト教関係の話と思いましたが、宗教臭さはなく、人間の潜在的心理を鋭く描いた…