ゆめこ

ルルドの泉でのゆめこのネタバレレビュー・内容・結末

ルルドの泉で(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

神さまを信じるっていうより、神さまの起こす奇蹟を信じる人たちのはなしで、この二つは本質的にちがうということ。
「信じる者は救われる」なんて行き過ぎた横暴なんだろう。祈れば必ずしも救われる訳ではないのが現実で、奇蹟なんて起こった事実を人が勝手にそう呼んでいるだけ。私たちが縋れるものなんてほんとは何もないんだろうな〜

この映画を見て思ったのは、信仰という強制的な正しさ、それに付随する奇蹟と(呼ばれる)事象が大衆に分かり易く伝わり、浸透しているということ。似たようなことは日常的に起きてるとおもう。(奇蹟を受けた代償としての人間関係の歪みや環境の変化なんかも)

あと人間はどんな状況でも恋愛する欲求が沸く…虚無…VICEのアレ思い出した。
ゆめこ

ゆめこ