ゆっきー

ルルドの泉でのゆっきーのレビュー・感想・評価

ルルドの泉で(2009年製作の映画)
3.5
塾長案件である。監督はミヒャエル・ハネケの弟子らしく、ルルドの泉の奇跡をめぐり嫉妬が渦巻くお話で、すんごい嫌〜な気持ちになる映画ではあるが、心理描写を一切せずとも心の機微を描く繊細さがあるのでハネケなんかよりも全然上質。

ラストでちょっといいと思っていた男の警備員?が「また戻ってくる」と席を離れた先を不安そうに見つめるショットがエグい。
山の上での切り返しのショットも良かった。
ゆっきー

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