seapony3000

海猫が飛んでのseapony3000のレビュー・感想・評価

海猫が飛んで(1962年製作の映画)
4.0
元プロ野球選手ってほんとそんな面構えの寺島さん、とみゆき。ふたりともおんなじ目をしてるし目線全然合ってないし。親に反対されている男女が若戸大橋開通までに結婚できるかどーか。菊田節あふれる設定。でも、ふたりの敵対する親は港湾関係、北九州、要はヤクザでかなり血生臭い筋書きなの日活とか東映みたい。低体温なふたりのあいだに突然異質な三國連太郎、冷血で危険なヤクザかとおもいきや、突然泣いたり感情不安定なメンヘラぶり。どーした三國。丹波にドス突きつけたけど丹波の迫力にまけてぶたれ倒れ、黄色のズボンはいてたんだ…そのお尻を足広げてこちらに向けたまんま起き上がらないしお尻の手前に天井からぶら下がった太い鎖が。なんの隠喩なのかわからない。なんかあるの?丹波と三國。丹波スナックの店名は錨。きっと丹波も元ヤクザ。妹は仲宗根美樹さん。寺島さんがアメリカに修行行くからってみゆきはスチュワーデスになり先輩は久我ちゃん。わたしみたいにならないで、っておせっかい久我ちゃん最後まで優しかったし、大橋開通絡んでるからヤクザも仲直りの強引なハッピーエンドで呆れる。呆れるけどみにいってよかったー。「あの橋の畔で」と同じ年です!
seapony3000

seapony3000