ブルーノ

お熱い夜をあなたにのブルーノのネタバレレビュー・内容・結末

お熱い夜をあなたに(1972年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ビリー・ワイルダーのユーモアセンスが個人的に好き。
パミラ・ピゴットを演じたジュリエット・ミルズにやられた。
彼女の被った花の形に穴の開いた帽子、衝撃。
途中からキルスティン・ダンストにしか見えなくなってしまった。
「ペルメッソ?」「アバンティ」のシーンはいいなぁ。

また、個性的かつユーモラスなキャラクター造形にどことなく
ウェス・アンダーソン味を感じた。私は特に検視官が好み。
(以下、気に入った登場人物の概略)

ウェンデルと機内で服を交換した遠視眼鏡のフライシュマン博士。
有能かつ紳士的なホテルの支配人・カルロ・カル―チ。
元パートタイム・マフィアで写真家でもあるボーイのブルーノ。
ウェンデルをその一挙一動でイラつかせる検視官。
あごの長いバーテンダーに御年90歳のシュメッタリング男爵。
ブドウ畑を経営し遺体を盗んだトロッタ一家。
ブルーノの裏切りに怒りの報復をする口髭のあるメード・アンナ。
大柄で横柄なアメリカ国務省職員・ジョゼフ・ブロジェット。


【ビリー・ワイルダーとマニキュア】
ミス・ピゴットの母はサボイ・ホテルでマニキュア係だった。
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