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バンテージ・ポイントのはのレビュー・感想・評価

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)
2.7
スペインでのアメリカ大統領暗殺事件の十数分間。映画では当事者(SP、ニュース番組ディレクター、大統領、地元警察官、首謀者、仲間、ハンターその他諸々)の視点を変えて繰り返して事件が描かれる。

登場人物内で唯一、なんの当事者でもない事件を目撃しただけの観光客のフォレスト・ウィッテカーのただただ純粋なキャラが、北野武が普通のおじさんを演じたみたいな感じでグッとくる。

これといったトリックも壮大な陰謀も思惑もないんだけど、フォレストのおかげで妙な深みがある。そんなこと思いながら鑑賞してたら、ラストがまさかの事件と関係ないフォレストのいい人エピソード。笑

フォレスト、闇のある役どころ演じがちだけど、超純粋な役のほうが最高説あるね。
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