ポンコツ娘萌え萌え同盟

無法者!墓場へ行け!のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

無法者!墓場へ行け!(1964年製作の映画)
2.4
タイトルに惚れこんでDVD買った。結果として3000円以上払った価値は見出せなかった。
タイトルだけ見れば熾烈な争いが繰り広げらえれそうな邦題をいるが、実際はそうでもなく旧友であり罪を犯し逃亡犯となったサムと元保安官でありサムの元妻と子供と共に生活をする主人公のローガンの、荒野で追いつつ二人の関係性を描いている。
一方で盗賊、逃亡犯を追撃するメンバーの欲望とかも描いてはいるがあくまで一要素としてのものなので大して脚本自体にはイマイチ物足りなさを感じる消化不足さも感じる。

脚本はともかく映像も微妙でもある。Twitterで本作を見ながら面白くない西部劇はロケーションを撮るのは一丁前な傾向があると記載したくらい。
実際に中盤の荒野の大自然──ロケーションだけに関しては本作は見どころだろう。ただそれは例えばどんな西部劇でも映すことは出来るし、それ以上の魅力はない。結局のところロケーション以外のシーンの映像は他の凡百の西部劇から突出した面白さはなかった