一応コメディなのだが戦後史観丸出しで爆笑に至らないのが残念だ。木下恵介の中でも褒められた出来とはお世辞にも言えない。主演の頑固親父バンツマの名演が勿体なく思う。
ストーリー自体は戦後の中流家庭風刺…
コメディ仕立てだが、人間にとっての真の豊かさや幸福、家族や親子の在り方など普遍的なテーマについて考えさせられる作品。
1949年公開作品にしては、母親や子どもの台詞の中に、かなり進歩的な思想が感じら…
面白い… 哀れな家父長さんに対峙する妻と子供たちの恊働がテーマであることがもう素晴らしい。ウーマンリブ讃歌であり息子たちのパターナリズムからの解放宣言でもある。最終的に妻も子供も女中も戻って家父長…
>>続きを読む"バンツマ"こと阪東妻三郎が観たくて。
強権的な頑固親父が、自分を変えていこうとする話。49年にこうしたテーマが既に描かれていたことが驚きだった。
だってここまでではないにしろ、うちの祖父とかか…
一代で成り上がった横暴な頑固親父に、これまで言いなりだった妻や子供たち(最年長が30歳)が反旗を翻す喜劇。
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面白い。親と子の関係という普遍的なテーマをコミカルに描いている。しかもちゃんと答えを…
めっちゃ見やすい
白黒映画で一番何が起きているか分かりやすかった
「え?うんこ!」とかのギャグも好きだった
この頃の映画は「親父の失脚」がテーマだが、何だかんだ憎めなくて調子の良いオヤジだ、描き方…
「笑るのかね?」と疑心一杯だったが笑えた
終戦間もなくの喜劇ということで笑えるかどうかわからないが名監督のレガシーものゆえレンタル。結論から言うとムフフという含み笑いではあるけど確かに笑える楽しく…