いや〜ロジエめっちゃ自由。
切符の穴あけをせずに列車に乗ったブラジル人女性に、国鉄の検札係が罰金を求める。偶然居合わせた弁護士が彼女をかばう…そこから誰も予想がつかない展開に。舞台は陸海空と縦横無…
R・シュトラウスが「あいつは何でも音楽にしてしまう」と言われたように、ジャック・ロジェの手にかかると、どんなことでも映画になってしまうようだ。
知らぬ同士がお皿叩いてサンバを踊る 笑
この映画に明…
ストーリーの真実らしさという点から見ればメチャクチャな映画だけど、見ていて幸福になる。公民館でのダンスシーンはとにかく素晴らしい。
『オルエットの方へ』にも出ていたベルナール・メネズ、ここでもひど…
マーティン・スコセッシのアフター・アワーズ、サフディ兄弟のグッドタイムに近い。映画における偶発性、物語から解放された映画を玉突き事故的にスライドさせながら進行させるジャック・ロジエの変態的手捌き。あ…
>>続きを読むロジエの作品は基本的に「反省」の映画なので、長回しや生産性のない会話シーン自体が作家性として簡単に意味付けできてしまう。これがこの監督の捨てがたい魅力。
その中でも本作は、若干アイデア勝負な部分が大…
軸とか、テーマとか、
そんな言葉をスルリと躱して、自然に多くのストーリーを提供する。
一人ひとりのストーリーを紡ぎ合わせる。
そんなロジェの一種の心地良さみたいなものを極限にまで感じた。
アマチュ…
オールナイト上映。ジャックロジエ特集。
睡魔に勝てずほとんど寝ちゃって悔しい。ただ目覚めるたびに絵が美しすぎてハッとさせられた。とくに後半。帰宅後、忘れないようにスケッチしたほど。これはもう一回観た…
©2009-2016 A17