A000

メーヌ・オセアンのA000のネタバレレビュー・内容・結末

メーヌ・オセアン(1985年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

軽快なラテン音楽とともにモデルのブラジル人女性が列車に乗りこむまでを捉える。
列車でのいざこざと女性弁護士との出会い、依頼人の粗暴な漁師の裁判と打ち上げ、そこからヴァカンス映画のノリに。
登場人物全員でのブラジル音楽のセッションが楽しい!まさかベルナール・メネズが輝くとは!
話が横滑りし続けて嫌な奴だったはずのベルナール・メネズ演じるキップ切りの男に主役が切り替わり仕事に間に合わせるために船を乗り継ぎ乗り継ぎする展開に!反目してた漁師との友情が感動的。
真っ青な空と白い砂浜しかない空間をちっちゃいベルナール・メネズがちょこちょこ走ってるのが可愛いし絵的に美しい。ジャック・タチの映画(プレイタイムとかトラフィック)思い出したり。
一体なんの話か分からないうちにボサノヴァとともにベルナール・メネズも消えていって終幕。
ジャック・ロジエがミュージシャンのPVに手を出してたらきっと名作が沢山生まれてたかも。まだご存命な事だし撮って欲しいなぁ。
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