聖夜もホームでアローンですけど何か?
クリスマスですから。
クリスマスっぽいレビューを。
これは、子供達と一緒に鑑賞。
*僕は離婚していて、中3娘と中1息子とは週末だけ一緒に過ごしたりします。
シカゴの大家族マカリスター家の面々は、クリスマス休暇に家族総出でパリ旅行へ。出発の朝、家族全員が寝坊してしまい、8歳のケビン(マコーレ・カルキン)を取り残し出掛けてしまう。
そんなマカリスター家を、泥棒のハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)が狙って—— 。
知らない人はいないんじゃないかというストーリー。
頼れる大人はいない。
子供1人で泥棒達を撃退する痛快コメディ。
あまりに用意周到なケビンの仕掛けるトラップが巧妙過ぎて、殺傷能力が高過ぎて、泥棒コンビに同情してしまう。
階段は凍ってツルツル、
すってんころりん。
ドアノブで大火傷。
扉を開けたらガスバーナー。
釘を踏んで悶絶したり、
ミニカーを踏んですっ転んだり。
アイロンが落ちてくるとか、
死ぬと思う。
マフィア映画の常連ジョー・ペシが、コメディだって、生き生きしている。
昔観た時から、妙に大人びて
したり顔のケビンが
好きになれなかったけど。
ふと訪れた教会で、隣に住む強面のお爺ちゃんとのやり取りが、ケビンを内省的にさせる展開が良い。
苛めてばかりの兄弟や、自分を二の次にする両親の事を懐かしみ、愛おしく想うケビン。
このプロットがなければ、ケビンはただの生意気なクソ餓鬼だけど、再鑑賞して気付く彼の無垢な少年性。
本編に登場するタランチュラは本物なんだとか。
家族なんて疎ましいなんて
思う事もあるけれど。
今日はクリスマス。
皆んな笑顔でツリーを囲んで。
僕はホームでアローンですけど何か?
皆様、メリークリスマス!!