競輪上人行状記の作品情報・感想・評価・動画配信

『競輪上人行状記』に投稿された感想・評価

シネマヴェーラ渋谷西村昭五郎特集にて。

今村昌平脚本の「重喜劇」に挑んだ西村昭五郎デビュー戦。
貧乏寺に生まれ、仏道とかけ離れた葬儀ビジネス生活に嫌気し、競輪という逃避に堕ちていく小沢昭一の姿が、…

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小沢昭一は、もっとも好きな俳優の一人で主演と言うより脇役が多いので珍しい。ボンボンで真面目な教師が競輪で転落していく話なのだが、喜劇だと宣伝している割には転落しすぎで明るいところは微塵もナイ!脚本が…

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教師だった小沢昭一が実家の廃寺寸前の寺を継ぐことになります。立ち行かなくなって競輪にハマるというナマグサ坊主を熱演ですね。コメディかと思いきやわりとまじめな話でしてた。ふざけてる小沢昭一観たさがあり…

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すな

すなの感想・評価

4.6

おもしろい、顔顔顔
やっぱいい映画って食事シーンあるよなー。カット割りの間が心地よかった。昔のフィルムの事情なのか贅沢に時間を使っていて、それだけで豊かさが感じられる。バツバツ切っていく最近の映画の…

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人間の業の深さ。

真面目な男の堕落ぶり。欲まみれの紆余曲折。

難事な境遇、出くわす珍事。

何とも無節操。

小沢昭一がたまに青島幸男に見えた。
T

Tの感想・評価

-

お堅い仕事で真面目な人間ほど堕ち始めたら歯止めが効かない。競輪の沼にハマって寺再建の軍資金まで全て散財。坊主になろうと決意した矢先に知るオヤジと兄嫁の倫理的アウトな真実。何もかもが地獄だが坊主とギャ…

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「ユーモラスに描いた喜劇」と日活のページにあったけど、ぜんぜんユーモラスでも喜劇でもないと感じた。ラスト(というか後半10分)あまりに強烈。人ってやーね、ギャンブルはほどほどに

22.02.05 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
今日観た映画は、ラスト(オチ)にしてもギャグみたいに受け取れなくもないが、テーマは人間の弱さだろう。いろいろ考えさせられ一筋縄ではいかない変な映…

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最後の春道の穏やかな笑みも束の間
狂気の沙汰で口上を張る姿に、人間の業の深さと図太さをまざまざと見せつけられた
傑作!
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