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あの日、欲望の大地でのmatsuのレビュー・感想・評価

あの日、欲望の大地で(2008年製作の映画)
4.2
「21グラム」「アモーレス・ペロス」の脚本家ギジェルモ・アリアガの監督デビュー作品

時代と場所を越えて3世代にわたる女性たちが織りなす愛と葛藤と再生の物語

個人的には心揺さぶられる映画だと思うが、人によっては人道的に許せないと感じるかも

※時系列とぶ系でやや複雑なので頭の中を整理して見ていく必要あり、最後には綺麗に全て回収される

全て繋がるとかなり面白かった(道徳面で良いとは言えない内容だが)!!


2大女優シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーが主演、特にシャーリーズ・セロンと当時10代のジェニファー・ローレンスの2人がメチャクチャ素晴らしい、輝いていた



※ややネタバレ含みます

高級レストランの支配人シルヴィア(シャーリーズ・セロン)は知り合った男性にすぐに体を許してしまう歪んだ性癖の持ち主

シルヴィアが10代の頃の凄絶な過去がそうさせていたのだ

ある日、シルヴィアのもとに彼女の子供だと言う少女を連れた男性がやって来る(男性は少女の父親の同僚)

少女の父親は飛行機の墜落事故により重体に陥っていた…


10代のシルヴィア(ジェニファー・ローレンス)

シルヴィアの母親(キム・ベイシンガー)は夫との結婚生活に不満があり、妻子ある男性とトレーラーハウスで不倫していた

不倫に気づいたシルヴィアは母親の不倫をやめさせたい

シルヴィアはトレーラーハウスを覗き、2人の不倫行為を目撃してしまう

シルヴィアは驚かせるつもりでトレーラーハウスに火をつける

トレーラーハウスはガス爆発を起こし2人は死亡する

2人の死亡後、不倫が発覚し両方の家庭の状況がメチャクチャになる

その後さらに、シルヴィアの性癖が異常になる大きな出来事が起こる


複雑なので、あらすじ等書くのも結構難しいが…自分はこの作品、隠れた名作だと思います
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