"悪い男"の不器用な純愛物語として観て良いのかというとダメなんだけど、キム・ギドク監督だから余計にダメになっちゃうよね笑
園子温の作風もだけど、単純に性癖みたいに思えてきちゃう。というのは抜きにして観ると、個人的には好きなタイプの作品。ヤクザ者にありがちな不器用かつ歪んだ愛情表現というかなんというか、"とんぼ"とか"息もできない"みたいな。いや、本作は前述二作とは全然違うんだけど広義で観るとって話。
本作が違うと思う理由はラストあたりのとある場面で思ったんだけど、ヤクザ者であるというコンプレックス＋αで過去の傷からのコンプレックスが付き纏ってるんだろうなと。
にしても、この主人公は不死身すぎない？笑
あ、これでラストか、、って思わされた場面が３回くらいあったぞ！笑
"悪い男"というより"不死身な男"じゃないか！
まあ、全編通して変な映画。キム・ギドクっぽい。笑
