このレビューはネタバレを含みます
女性から非難轟々の内容だったけど、あてくしは好きだった。また観たい。倫理観なんてクソ喰らえ！って人にしかわからないかも。いや、わからないほうが圧倒的に幸せな気もする。だから心優しき女性は視聴をお控えください。
ところで韓国映画は女性にゲロ吐かせるの好きよね。『猟奇的な彼女』よりはゲロ量が少ないけどリアル。米そのまんま！
ヒロインは伊東美咲に似たエゴン・シーレが好きな女子大生。よくいがちなステレオタイプ。ついでにクリムトも好きそう。想像してた話とはちょっと違う流れだなと感じたのは、彼女にも落ち度を作っていたところ。あれ、ない方が良かったかな。しかし初めて見かけた時のお嬢様然とした服装や表情より、環境変わってからの方がしっくりきている気がするのはメッキが剥がれて元々持ってた気質が出ちゃったからなのか。そうでもなければ、頭がおかしくなっちゃう環境よね。それにこの娘の親は捜索願出さないのか？とか、矛盾も感じるのはご愛嬌？
それと、この伊東美咲似の役者さん、じわじわと観る者を吸い込んでいってとってもいい感じなのに、今は活躍されてないのかしら、勿体ない。
話変わって、ヒロインに惚れちゃった手下の小者感が、亡き山田辰夫さんを思い出しちゃって、泣けた。チンピラ役がドはまりしてる人だった。チンピラの弟分といえば、昭和だと山田辰夫か哀川翔か、って感覚わかる人いるかな…。アニキー！ってセリフがこんなに似合う人いるだろうかって人だった。哀川翔さんは弟分から兄貴分へ昇格しちゃったね。年月感じる。
