このレビューはネタバレを含みます
これは…テーマは、「歪んだ愛の形」…
でいいのか?
ソナは、始めにベンチに座っている姿だけ見ると、西洋美術史の本を持っていて、一見知的で服装も清楚な出で立ちなのだが、怒ってハンギに唾を吐きかけたりする行動を見たら、下品で、アバズレっぽくて、なんか外見とのギャップがあり、ちぐはぐな感じがした。
もともと気が強い女だった?
最終的にソナの中のハンギの存在が強烈に精神的影響を及ぼすどうしても忘れられない男として大きくなる。そしてソナは彼無しでは生きることができなくなってしまう。
それは、結果としてハンギのソナへの愛が形は歪であるものの、成就したのだとわたしは解釈した。
全体的にいろいろ、ツッコミたくなる場面がしばしばある映画だったので、スコアをどれくらいにすればいいのかわからなかった。
余談だが、観ている最中、よく北野と、ハンギが重なって見えてしょうがなかった(笑)