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金色の眼の女のRIOのレビュー・感想・評価

金色の眼の女(1961年製作の映画)
4.0
星形に放つ明かりが乱射している 眩しいっ
年代を感じない質感や構図

写真家のアンリの車に乗っていた美しい女 名前も分からず会えば会うほど謎に包まれている
少女のように振る舞う女からは狂気にも似たものが漂う

過去も未来も断たれ
あるものは虚無

霧に包まれていると全てが美しく映る
地上を這い回る怪物たち
愛だけでは我慢できず
失いかけては愛だけだと気付く

ナルシソ・イエペスのギターがフランス的な調べに聴こえる瞬間が何度もあってこれから起こる悲劇を案じさせる
彷徨う魂がジプシーのようで「ル・ジタン」のアラン・ドロンが頭に浮かんだ
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