Yuki2Invy

暴行儀式のYuki2Invyのレビュー・感想・評価

暴行儀式(1980年製作の映画)
2.0
うーん………冒頭から、あまりにも共感が出来なさすぎる、というトコロのそれ自体が極めてしっくり来なかったので、逆に今作の背景的なトコロもまたちょっと調べとくか…てやってみるってーと、例えばそれこそ1980年代ってのは件の反管理教育運動が高まっていった時期であるのですし、それに呼応するかの如くに正に暴走族の最盛期ってのもドンピシャでこの頃だったってコトのよーで、だからこの時期って根本的なテーマ部分を同じくする=今作と「似てる映画」てのもワリと結構たくさんあったりもするな~とは思わざるを得ないのでありまして、なので結局、観ててどーにもイライラしちゃって一時停止ボタン押して⇒んで悶々と諸々と調べながら数時間かけて観終えた挙句としては、ナンとかカンとか(最初よりは)多少は共感らしきモノを抱いて観終われた…というコトには成ったとも思うのですよね。少なくとも、観始めた段階でのごくごく高度な「ナニを撮ろうとしてたのかが全く全然分からない」て感覚自体は、かなり薄れたとでも言いましょーかね。

ただね~~~例え、どういった教育(あるいは若者を取り巻く社会構造)がより正しいのかってのを考えたトコロで、んなもん確かに答えは容易に出そうにはない…とは思えども、まずはそれって多分「絶対的なコト」ではないってのは何となく分かるだろ!とは思いますし(+それってまた時代に依っても変わってゆく筈のモノだろうってのもそーだし)、がしかし中で一つ、自分の気に入る・気に入らないが如きで他人を傷つけて善いワケがねーだろ!てコトだけは、私はどーしたってそれは真理だろって思ってしまうのですよね⇒それがそーでないってトコロこそが、彼らの「幼稚さ」のそのモノではねーかな、と。

でもね~~~今作のこいつ等って、そんなこんなで最終的には人ひとり殺しちゃいますからね。。そーなっちゃうと、それってモ~「幼稚」では済まないと思うのですよ(⇒だってそんなん中一でも分かるでしょ!と)。別に、今今だってそーいう人って(なんか結構)居る様な気はしますケドも、私はソコは、流石に未来永劫不滅的に「違う」と思ってしまうのですよね。だからやっぱ、結論として私は今作にはドコまでも共感が出来なかった⇒共感できる人も居る or 共感すべき背景はある、というトコロはある程度は理解可能であるモノの…ってコト、にしかならなかったのだと思います。以上。
Yuki2Invy

Yuki2Invy