まいしほ

ブリガドーンのまいしほのレビュー・感想・評価

ブリガドーン(1954年製作の映画)
3.9
同じ年に作られた”掠奪された七人の花嫁”とよく一緒に話題に出される気がする本作。大作として力を入れて製作されていたブリガドーンの方がヒットすると思われていたのに実際は掠奪〜の方がヒットしたし、Filmarksでも掠奪〜の方が人気っぽいけど、私はむしろこっちの方が好きだわ。芸術感の強いブリガドーンよりアクションなんかもあって娯楽感の強い掠奪〜の方が広くウケたのは理解できる。掠奪〜はとにかく納屋作りのダンスシーンが凄いと思うんだけど、映画全体的としてはブリガドーンの方が好き。まあ、どっちも好きなんだけど、ブリガドーンのなんとなく昔のディズニーを思わせるようなファンタジー感が好みだった。その非現実な雰囲気とジーン・ケリー&シド・チャリシーの踊りがめちゃくちゃ合ってて本当に夢のようだった。(”The Heather on the Hill”)"I'll Go Home with Bonnie Jean"のタップも好き。人の数も衣装も凄くて、まさに、大作って感じ。
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