湯っ子

アニー・ホールの湯っ子のレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
4.0
この映画をちゃんと観るのは初めて。
なのに、観ている間、あれれ?これどっかで観たことある!ってところがたくさん。
なるほど、数あるロマコメの名作の元ネタは、この「アニー・ホール」にあるんだなと思った。

多分他にも色々あるんだろうけど、私の大好きな映画では「(500)日のサマー」や「花束みたいな恋をした」なんかはかなり影響を受けてるんだろうと思った。
そして、その元ネタと思われるこの「アニー・ホール」も、もちろんすごく面白かった!
何が起こるわけではないのに、ひとつの恋を出会いから別れまで、2人の感情のやり取りを会話劇で見せるだけで、こんなに面白い映画が撮れるということを、ウディ・アレンはやってのけたんだな。
こういうの大好きなので、他にも観てみようっと。





ネット検索したら、坂元裕二が和製ウディ・アレンということはよく言われているらしい。
たしかに、「最高の離婚」の夫婦はこの「アニー・ホール」のカップルとそっくり。
「花束みたいな恋をした」は、まんま和製「アニー・ホール」だな。
湯っ子

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