ソウキチ

アニー・ホールのソウキチのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
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狩りに向いてない生物的弱者の男の悲運はいつの時代も変わらない。脳ミソと誇大妄想と嫉妬だけが膨らんでいつも本質を見失う。

アルヴィが見てたのは彼女ではなく彼女のいる風景で、アルヴィが求めたのは彼女ではなく彼女といる充足感とステータスで、アルヴィが愛したのは彼女ではなく彼女といる自分。
そしてアルヴィが失ったのは愛だった。
ソウキチ

ソウキチ