原作ファンからすると、西城秀樹は見るからにいい人そうで太賀誠の殺気走った格好良さが薄いのが物足りない。手足が長いのでサマにはなるが…
対するは、喫茶店でバイトしただけで社会的抹殺をくらう御嬢様こと早乙女愛。
原作自体、70年代においてさえ古臭いストイック&ドラスティックで熱気を獲得した作品だと思うが、あらためて実写化されると笑ってしまう。
こんな非現実的なヒロインでも、そのまま芸名にしてしまうのが頷けるハマり方。
幼少時代のモノクロ回想シーンで、額からの流血だけパートカラーで表現するのも何か笑った。