原作は、山田風太郎
『忍法相伝73』。
未読だし何とも言えないけど、
忍法帖シリーズ中でも異色作で
作者自身が黒歴史として封印
したという話は想像つきます。
でも、現代社会や政治への風刺
とか、超常的な力で理不尽に
立ち向かうといった喜劇は、
令和の現在でも充分通用する
内容だと思う。
スカッとするかどうかは知らん
けど。(笑)
映画の方は、55号の2人による
舞台コント色濃厚な仕上がり。
屋内シーンは全てセット。これ
またセット感満載なセット。☆
普通の青年(?)・欽一の元に
先祖が現れ、お前は伊賀忍者の
末裔だと告げると、忍術秘伝書
を授け、甲賀の末裔・二郎を
打ち負かすよう命じる。
女性にモテモテな二郎さん。♪
なんであんなにモテるのか良く
解らなかったけど…。
話が上手く(?)成立していても
ツールとなる忍法そのものが
実にくだらない(笑)って所で、
激しく評価が分かれそう。
今リメイクしたら、案外面白い
かもよ…?無理か?☆