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男はつらいよ 旅と女と寅次郎のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.6
▪️Title :「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1983/08/06
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-335 再鑑賞
▪️My Review
☆シリーズ第31作 マンドナは都はるみ。
今回は異色のマドンナですね!!
都はるみの大ファンである渥美清の提案でマドンナ役が実現。京はるみという役名は、彼女がデビュー時に名乗るはずだった芸名でもあるんですね。恋に破れ、仕事一筋の生活をリフレッシュしたいと思った彼女にとって、寅さんはまさしく優しい救世主。とらやで、はるみが唄うシーンは、華やかで歌謡映画的な楽しさに満ちていますね。
ゲストは藤岡琢也。

ロケーション
● 新潟県 西蒲原郡 岩室地区(現新潟市) はさ木
● 新潟県 白根市(現新潟市) 白根大凧合戦
● 新潟市 中央区 万代橋/信濃川にかかる橋
● 新潟市 中央区 新潟県民会館
● 新潟交通 市内線が前を通る 安食堂
● 新潟県 三島郡 出雲崎町 良寛堂前
● 新潟県 三島郡 出雲崎町 出雲岬の港
● 新潟県 佐渡市 宿根木
● 佐渡 小城の港 山本土産店
● 北海道 虻田郡 京極町/羊蹄山をバックに胆振線が走っている京極駅

▪️Overview
寅さんが、満男の小学校生活最後の運動会に行くか行かないで、大げんか。そして旅先の佐渡島への港で出会ったのが、私生活と仕事の板挟みで何もかも投げ出したくなって、失踪中の演歌歌手・京はるみ(都はるみ)。そうとは知らず寅さんは、彼女と佐渡への二人旅。楽しい時を過ごし、やがて別れの時が。彼女の正体にいつしか気づいた寅さんは、優しい言葉をかける。そして柴又、「佐渡島の休日」に想いを馳せ、はるみの歌に聞き惚れていると、なんとはるみがとらやへやってくる・・・

松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。69年8月27日に第1作を公開したことから、シリーズの歴史が始まりました。83年、“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定。日本中から愛される作品として、渥美清さんが亡くなるまで作り続けられました。このシリーズは原則としてお盆と正月の年2回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。画面に映し出される日本各地の懐かしい風景が、シリーズの魅力の一つでもある。
観直して、往年の大俳優の若い頃が観れるのも楽しみですね!!
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