このレビューはネタバレを含みます
フランク・キャプラ作品のリメイクということでジャッキー映画には珍しくしっかりとしたストーリー。
花売りの老女を金持ちの淑女に仕立てた芝居をするために悪戦苦闘する様子はそれなりにハラハラするし、ラストで本物の名士たちが登場する場面はちょっと感動する。
ただ、娘の婚約者家族がとても良い人たちなので、仮にバレたとしても何の問題もなかっただろうし、むしろ本当の事を言って受け入れてもらった方が感動的だったのではと思えてしまう点が残念。
もう少し話を工夫して「絶対にバレてはいけない状況を乗り越えた」という感じにした方が感動が増したと思う。
アクションは少なめだが、なかなか良い。
特に最後のアクションシーンは細かい所まで考えられていて、とても楽しめるものとなっている。
