MikiYamanaka

いまを生きるのMikiYamanakaのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

思ってたのと少し違ったけど、良い話だった。
終始、夢を見るか、現実を見るかの狭間に生徒たちが立たされていたのが興味深かった。結構現実的な話だなあと、、進学校あるあるだよなあ。

最後、あの仲良しグループで意見が割れた時、ああどっちも正しいなと思ってしまった、、高校生の私だったらそんなのおかしい!と100%声をあげていたと思うけど、今だったら「自分の身は守れる」と言った彼の気持ちも分からないではない。これからが人生!っていう時に、わざわざここで退学になる道を選ぶか(ヌワンダは選んだがw)って言われたら、それも違うしな、、

最後は悲しいし理不尽だし、生徒全員が立ち上がらなかったところもまた残酷ではあったけれど、生徒たちのまっすぐな思いが先生に伝わってよかったね。限界ある中でできた、精一杯の意思表示だったんだろうなあ。青春だねえ、、ピュアな最後だなと思いました。
MikiYamanaka

MikiYamanaka