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いまを生きるのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

1990年日本公開。
この年に子供が生まれ、それ以降しばらく映画から遠ざかっていて、存在すら知らなかった作品。
こんなに心に沁みる映画を今まで観てこなかったなんて...😓

舞台はアメリカの全寮制男子校🏫
セレモニーでバグパイプの音が響く、伝統ある英国系ミッション・スクール🇬🇧

ロビン・ウィリアムズもイーサン・ホークも若い✨

隠れてタバコを吸ったりもするが、勉強を教え合ったり、思いを語り合ったりして共に青春を謳歌する生徒たちの姿は、健全でとても微笑ましい。

新任の国語教師キーティング。これが真に生徒を思う熱い先生なんだな〜✨
「キャプテン」と呼ばれてようやく振り返るw😆
独自の教え方で生き方を説き、生徒たちも感化されていくのだが...

「10年も!」と叫ぶニールの絶望💧
夢を叶えたくて勉強も手を抜かずに頑張っていたのに...

あんなことになってもまだわからない親。責任転嫁するなんて最低!💢
やりきれない気持ちになる😤
ただ、自分が学校関係者だったら、今と同じ気持ちで(生徒の目線で)この問題に正面から向かい合えていただろうか...

ラストは本当に感動的😭
先生の教えは、確かにあの生徒たちの心に届いていた💫
彼らは座ってうつむいていた生徒よりもきっと、心の広い立派な人間になっているに違いない。

人間誰しもいつかは冷たくなって死んでいくもの。別の視点からも物事を捉え、夢を持って主体的に、後悔のないよう今を生きろというメッセージを伝えていたキーティング役のロビン・ウィリアムズ。現実の彼の最期を思うと切ない。

【notes】
●「O Captain ! My captain !」︰ウォルト・ホイットマンが、暗殺されたリンカーンに捧げた詩
●カルペ・ディエム︰古代ローマの詩人ホラティウスの詩からの引用。意味は「その日を摘め」「今という時を大切に」、英語では「seize the day」
●「テストに出るかな?」w
●伝統・名誉・規律・美徳(Tradition/Honor/Discipline/excellence)
模倣・醜悪・退廃・排泄(Travesity/Horror/Decadance/Excrement)
●原題︰Dead Poets Society(死せる詩人の会)

余談ですが...
本作のすぐ後に観た、先週まで放送していたAGTのファイナルで、サイモンが突然審査員席の机に立ち上がった‼️
この偶然にビックリ😲
(理由は、スタンディングオベーション以上の称賛の意を表したかったから👏)
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