キャンチョメ

いまを生きるのキャンチョメのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

キーティングみたいな先生は好きだし、考えにも共感したけど、あの学校で行う授業スタイルでは無かったのではと思った。
自由に感じ、論じ、表現することはめちゃくちゃ大切だし、「自由思想家たれ」という教えも賛成。ただ、伝統や規律を重んじ、生徒を上から押さえつけるような学校でそれをやると、感化された生徒たちが目を付けられることは、キーティングも予想できたはず。それでも伝えたったんだろうなとは思うけど。
そもそもああいう風にルールで子どもをしばる学校が〜、とか、そういうところに子どもを入れる親が〜、などと言い出すと、収集が付かなくなりそうなので、ゆっくり考えたい。

最後、全員が机の上に立ってないのが良い。ただただ教科書の内容を解説して欲しい生徒もいただろうし、キーティングを冷ややかな目で見る生徒もいただろうな。
でもだからこそ、キーティングと数人の生徒たちの確かな絆を感じることができた。
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