こんな話だったのか…
「ロビン・ウィリアムズの命の尊さを訴える系感動映画」なのかなと想像していたけどなんか思ってたのと違った
イーサン・ホークも出てたんだ!というかこれでブレイクしたのかな?
ロビン・ウィリアムズのつぎにイーサン・ホークの名前が並んでいたからイーサン・ホーク演じるトッドがかなり重要な役どころなのかな?と思いながら見ていたけど、いやいや、ニールの方が重要でした。
序盤、いじめ系だったら嫌だなあと思っていたけどそんなことはなく、ガッチガチの規律の中でぎりぎりの馬鹿をやりながら青春する男の子たち。いい仲間だな。
ニールの件が見終わった今も心にずっしりのしかかってきてしんどい。その上キーリングにまで。ニールの父親、、、、、、、クソ野郎、、、、、、、、
最後の机のシーンは彼らにできる精一杯の反抗と尊敬の気持ちの表れだけど、あれが精一杯な世界で、あのつまらない教科書を読まされる世界で、これからも生きないといけない彼らの人生を思うとまた苦しい。
ニールにここにいる理由を「ここで教えるのが好きだからだ」と話したキーリングの表情ものしかかってくる。
そして「自分たちが逃れるために」簡単に誰か一人に悪をなすりつける世界は現実の社会の中に蔓延しているわけで、こうやって人の人生がつぶされていくんだ、と考えてしまい、これもまた苦しい。
とにかくしんどい。美しくてしんどいストーリーだった。
原題は「DEAD POETS SOCIETY」なんだ。
そう考えるとニールもまた「死せる詩人」になったという見方もできるな…
余談
前半おわるくらいまでチャーリーとノックスの見分けがつきにくくて混乱した🤯