ほどぼち

いまを生きるのほどぼちのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.9
心がむせび泣いてしまった。

「学校の勉強に真面目に取り組み、
受験勉強を頑張って、高学歴を獲得することが
子どもの将来のためになる」

そんな社会通念を鵜呑みにしてしまうと
幸せに生きるための道が
たった一本しかないように錯覚してしまう。

そんなことない。
絶対にない。

道は無数にある。

多くの人が当たり前のように従う考え方や常識について、
鵜呑みにしたり、従順にしたがったりするのでなく、
疑問をぶつけ
自分の頭で考え、
矛盾にしたときは安易に割り切るのでなく、
矛盾を抱えながらも、葛藤し。
そうしてとことん考えた先に、
いつも自分の心の声を大切にする。

そんな自由な生き方をしていきたいし、
自分の個性や価値観をイキイキと体現できるような
そんな社会になってほしいと、
心から思った。
ほどぼち

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