リーリー

いまを生きるのリーリーのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
5.0
絶対に見るべき映画。


彼らを取り巻く環境は、きっとこれからも変わらない。相変わらず理不尽なことがたくさんあるだろうし、大人達に押さえ込まれることもあるだろう。

だけど、大切なのは、彼らは机の上に立ったということ。
彼らの中に、小さなロウソクがともったということ。
そしてその火はもう一生消えることがないということ。

多分、そんな光ないほうが、ずっと社会は生きやすい。
だけど、それでも、この小さなロウソクをともし続ける人がいるから、いつの時代も人は人として生きていけるのだと思う。

この映画を見て、わたしの中にも、小さいけどロウソクがともるのを感じました。
映画は人生さえ変えられる。そう実感した一本です。
リーリー

リーリー