まず一番に思うのはキーリング先生と巡り会えた生徒たちが羨ましいこと。
同じ教科書でも先生によってはまったく違う授業になること。
型破りなキーリング先生の授業が本当に面白くて。
“今を生きる”
これ以上ない邦題だと思う。
まさにタイトルが全てを語っている。
17歳の青年たちに“今この瞬間も自分らしく生きること”の大切さを教えるキーリング先生。
そんな先生から“今を生きること”のヒントをどんどん吸収して、自分らしく生きる方法を見つけていく生徒たち。
やりたいことを見つけた彼らの生き生きとした表情。
キラキラ輝いてエネルギーに満ち溢れてて。
それがまさかあんなことになるなんてー。
『明暗』
同じ日に起きた明るいことと暗いこと。
ニールの父親が言う「犠牲を払っている」ってなんなの?
舞台に立っているニールを見て何を感じたの?
ニールの父親の言動にとても悲しくなった。
演じることの楽しさを知り、最後まで父親の望む息子を演じたんだよね、ニール。
そして傷心した子どもたちに待っていた理不尽な大人たちの現実。
トカゲの尻尾切り。
意見することさえ許されない。
押さえ付けようとする大人たちに腹が立った。
ラスト…
これは忘れることのない感動的なラストシーン。
キーリング先生の思いがしっかり生徒に伝わっていたように、私の記憶にもしっかりと刻み込まれた。