サトミン

いまを生きるのサトミンのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.5
7,8人仲間、それぞれバックグランドがある。
その中でも、多く登場するのは、2人。
一人目は、好きな人に告白する少年。
もう一人は、‭劇が好きだが、父親に止められている少年。
誰が良い、誰が悪いというのは無いと思う。
それぞれ、自分がよいと思っての行動。
あの父親にしてもだ。
息子に大きな期待を寄せ、自分の描いたような学生生活を送らせる。
こんな親、日本でも、とても多いと思う。
悲劇になるかどうかは紙一重。
先生の役割も、学生の人生に大きな影響を与える。
登場する詩は素晴らしい。でも、その詩によって、経験を超えて、非現実に大きくなってしまう人もいるでしょう。
そういう意味で、詩は、使い方によっては危険であるともいえる。
そう思う作品でした。
それと、金八先生のようなゴリゴリの教師感動映画を期待してたけど、肩透かしでした。
サトミン

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