このレビューはネタバレを含みます
師団長の戦国武将感は異常。
問題の構造を正しく捉えて解決策を示す在野•草の根の知者達や、命を懸け現場で事にあたる自衛官達を胸熱に描き、日常を非日常が侵食していくプロセスを細やかに、時にダイナミックに描く。この辺りはパトレイバー劇場版に通ずるし、やっぱり伊藤和典の脚本に寄る処なんだろうか。
人々の想いの受け皿として、つまりヒーローとしてのガメラ像。わかって観てても泣いちゃう。
特撮弱者なりのランクではあるけどコレと「運命のガイアメモリ」がやっぱり至高。
今の視点で観ると女性(水野美紀。かわええ)がただ待つだけの存在ってのはアレだけどな。
平成総括とか思って見始めたけど邪神はちょっとめんどくさくなってしまったからまた今度観るわ。