Ryo

ガメラ2 レギオン襲来のRyoのレビュー・感想・評価

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)
3.8
主が、「おまえの名は何か」とお尋ねになるとそれは答えた。「我が名はレギオン。我々は、大勢であるがゆえに」
ーーー花谷一等陸尉

金子修介が描く日本を代表する特撮シリーズ「ガメラ」平成三部作の第2作。ガメラとギャオスの戦いから1年後。宇宙から飛来した怪獣レギオンが札幌で”花”を咲かせ、群体レギオンが街中の人間を襲う。ガメラと自衛隊は日本の存亡を賭け、宇宙怪獣レギオンに戦いを挑む。

「シン・シリーズ」にも深く関わる樋口真嗣監督が手掛ける特撮映像は日本映画史上最高峰とも呼ぶべき傑作。物語の終盤でレギオンの侵攻を食い止め切れず、自衛隊とガメラが共同戦線を張る場面は興奮で手に汗握る。

余談だが札幌を舞台の一つとしているだけに、今や売れっ子となった大泉洋を始めとするTEAM NACSの面々もチラリと垣間見ることができる。水曜どうでしょうファンは必見の作品。
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