アキ・カウリスマキ監督の「真夜中の虹」とセットになっていたので、軽い気持ちで鑑賞。
シェイクスピアの4大悲劇の一つ「ハムレット」の舞台をフィンランドのとある会社に移した現代版(といっても作られたのは1980年代)、B級ドラマという感じ。。
バタバタと人が死んでいくが、相変わらず必要以上に悲しんだりジタバタしないで物語は淡々と進む。ハムレットの孤独感が切ない。
それぞれの死に方は、戯曲に忠実。
そしてシリアスなのに、時々トンデモないおふざけが入る…笑
ハムレット(ピルッカ=ペッカ・ペテリウス)が入った店で歌っているロックバンドのシーンが結構長い。超ハイテンション!
歌詞の意味がわからないのが残念。。何か意味がありそう。
にしてもやっぱり男も女も酒はガブガブ、タバコはスパスパ。
おなじみのペロンパーさんに会えたのは嬉しい!
後からじわじわ来そうだな。。
多少癖があるので、観る人を選ぶ作品かと。
観る前に、本家「ハムレット」のあらすじくらい頭に入っていたら楽しめるかも。