藤田武彦

狩人と犬、最後の旅の藤田武彦のレビュー・感想・評価

狩人と犬、最後の旅(2004年製作の映画)
3.7
ただの犬映画ではない、寓意に満ちた、大人の物語。

いつもそばを離れずに居る存在。
吠え立て、危険を知らせてくれる。

犬ぞりの犬たちにも、役割がある。
酋長の名のついたアパッシュと、散歩を意味するウォーク
は、信頼できる。
イヤな女を象徴するプッシーは、たしなめる対象。
パートナーのナヌークは代替わりする。

大海原のような湖。
木だけで作ったログハウス。
大自然を背景に、人間と犬たちとの関係を描いた佳作。
藤田武彦

藤田武彦