まった

キッスで殺せ!のまったのネタバレレビュー・内容・結末

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

予期する間もなくぶち抜かれた、ぶち抜いた作品でした。
序盤は闇の中を走るが如く、作品はクールに進むのですが、途中から、本当にいつの間にかあらぬ方向に作品がぶっ飛びます。
ただもちろん飽きさせるものではありません。むしろ、カリスマ的とも言える主人公と画、それに合わさるドキドキのサスペンスに興味が湧いてしまう。派手なアクションも飛び抜けたギミックもないんですがね...かっこいい。後半からもう主人公のとりあえずビンタしとけばええんや、という姿勢も徐々に笑える。
いやしかしこのぶっ飛び加減、まるで脚本なんぞ無いかの如く。一周回ってすごく気持ちいいです。逸脱した作品です。好きです。Remember Me!はここにもあった。ヴァヴァブーン!!
まった

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