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キッスで殺せ!のやのレビュー・感想・評価

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)
4.0
光と影、極限までのコントラスト。美しい。序盤は上質なノワールだが、後半からコレは何だ?となり、哲学めいた、しかし摩訶不思議で不気味なファンタジーとなる。この転換を、箱からの眩しすぎる発光を目にしたときに観客は自認でき、これまでの光と影のコントラストがこの物語の転換を意味しているのだろう。

アルドリッチ、恐るべし。
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