🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-380 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-562
🖋ロバート・アルドリッチによるフィルム・ノワールの傑作なんですが、それ以上に5…
◎フィルムノワールの域を脱した怪ノワール
冒頭の謎の女性、ハイウェイ、鍵を握る謎の人物達、謎のメッセージ、バイオレンスと女の悲鳴、ストーリーと関係なさそうなキス多。極め付けはラストのパンドラの箱。
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邦題がカッコよくて観ちゃったけど、これはハードボイルド(笑)な雰囲気を楽しむ映画。
ストーリー展開は正直よくわからないし、主役の濱マイクは強いのか弱いのかわからなくてそんなにカッコよくもない上に美女…
面白い。冒頭の車を止めるシーンのショット中での女性の動き。その異様な空気がたった数カットで伝わる画面。その後も異様な光景は続く。画面に映らない探偵マイクの異様な強さ。と思ったらあっさり捕まる脆さ。キ…
>>続きを読むフィルムノワールの体裁を取って始まるが終盤でとんでもないカルト作となる傑作…。
この映画のマクガフィンは放射性物質でパンドラの箱だ。
それを開けてしまった事で何もかも燃えつくし突然のように終わる。
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カルト映画という言葉がない時代に生まれたフィルムノワールの皮を被った突然変異体。白黒映画で雷が落ちたような感覚を久々に味わったし今まで何故観ていなかったのか悔やまれるレベルで凄い。映画が終わるわずか…
>>続きを読む夜道でヒッチハイクをしていた女性を偶然車に乗せたことで、私立探偵の主人公は大きな陰謀に巻き込まれていくことになる。
直後、主人公と女性は謎の男たちに殺されそうになるのだが、主人公だけが生き残ることに…
ロバート・アルドリッチ監督作。
見知らぬ女を拾った私立探偵マイク・ハマーが、謎の男たちからの襲撃によって女を殺害されたことをきっかけに、事件の背後に潜む陰謀を突き止めるべく奔走する姿を描いたサスペ…
素晴らしい。謎の女と組織の秘密を追う因習的なノワールかと思いきや、クリスティーナ・ロセッティの詩を手がかりに展開する構成やラファエル前派的モチーフがハイブローな趣をもたらし、それでいてアクションの…
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