エブリマン氏ぼやきます。
平均的なサラリーマンのようだけど、
マン氏の境遇はかなり良い。
サントリーに勤めてるし、酒を飲み交わす仲間はいるし、オヤジは暴走老人だが、一時は富豪だっし、直木賞取っちゃうし、なにより奥様が新珠ちゃんだし、最高じゃん。
まぁ、たぶん、とぼけた感じだけどマン氏の実力なわけだなと解釈。
映画はというと、ユニークで面白い。
スローモーション・ストップしたり、アニメが出たりで楽しませてくれる。
語りとカット割りのタイミングが秀逸。
監督が言いたい事を代弁してる終盤のマン氏の語りは談長と感じた。
後輩と同じで早く帰テェ感が半端ない。
わざとだとしてもねぇ。
ちょっと前半と落差がありすぎて、消化不良だよ。
しかし、マン氏36歳にしては考え方が成熟してるというか、現代でいうと60代くらいの思考ではないかな。
やはり、戦前・戦後を体験している人間は違うのだなぁと感じた次第である。