またとんでもない作品を見てしまったなというか気分。
戦後の鬱屈とした生活を送るサラリーマンがひょんなことから小説を書くことになる。
そのうちに家族のこと、戦中戦後のことを思う。
今回初めて…
この時代の映画は見たことがなかったから、独特な言い回しが新鮮に感じた。ナレーションと独白で回想を交えながらテンポ良く進んでいて意外と見易かった。
ただ、直木賞を受賞してからの江分利は、延々と講釈を…
私のお母さんが書く文章とデジャヴだった。祖母が亡くなった時の演技とか。
不器用ながらにただただ生活して得た たからものって1番良いな。だけど惰性で終わらない最後。
"昭和12年の学生は昭和12年の…
酔っ払いの映画である。
サラリーマンの映画である。
戦後日本人の映画である。
岡本喜八ではなく、川島雄三が撮るはずだった映画。この映画を見ていると昭和の日本とは終始酔っ払っていたことがよくわかる。ア…
生まれてから関東大震災に昭和恐慌、15年戦争と苦労続きだった戦中世代サラリーマンの悲喜交々、とにかく語り口が見事 出来が良すぎてあんまり偉そうにして口出せない 強いて言うなら直木賞待ってる時の喰入り…
>>続きを読む東野英治郎が可愛すぎて悶える…サラリーマン江分利(小林桂樹)が主演であるが江分利の父(東野英治郎)の一代記でもある。妻に新珠三千代と来て言うことなしです。
撮影が"女は二度生まれる"の村井博というこ…