くずみ

愛染かつら 前後篇のくずみのレビュー・感想・評価

愛染かつら 前後篇(1938年製作の映画)
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花も嵐も踏み越えて。総集編のためジェットコースター度マシマシ。

シングルマザーこそ働き口が必要だろう。堂々とステージをこなす絹代演じるかつ枝さんは、どこでも生き抜いていけそうだが。
浩三様、「顔が上原謙」以外の良さが分からない。病院の経営が心配。
なんだかなーという登場人物ばかりなので、桑野通子のハンサムウーマンぶりが際立つ。

東京、京都、熱海と舞台が移り、人の心を揺さぶるすれ違い展開は、『君の名は』の先駆的作品なのかも。ワイプが不穏。
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