ろく

女必殺拳 危機一発のろくのレビュー・感想・評価

女必殺拳 危機一発(1974年製作の映画)
3.4
イエィ、倉田保昭大活躍だぜ。

相変わらずのポンコツシナリオで苦笑が止まらない。なぜか、組織のことを話そうとした瞬間に飛び道具で殺される人々。「実は……」ブスっ!喉に針が!この展開はもう様式美。観ていて苦笑。

そして志穂美、倉田と特訓のあとは敵のアジトにゴーだ。いやこの展開って前作と同じだよ。

志穂美ピンチになると倉田が口笛を吹いてアジトに登場!口笛番長か。ただ僕は拍手喝采でした。あちゃー!流石ブルースリー廉価版。強いぞ倉田。「ここは俺に任せろ」そう言って志穂美は奥に。やっぱり倉田だろ。カンフーのキレは半端ねえぜ。

さあ、いよいよ敵の首領と対戦。あれ?あれれ?あんだけ強かった倉田なのに敵に捕まってます。しかも顔ぼこぼこにされて。はぁ!って感じで息を呑む志穂美。そしてなぜか簡単に倉田の縄は外れる。ふたたび志穂美&倉田のタッグチーム結成(じゃあ倉田は俺に任せろ言わないで志穂美と一緒にいったらよかったじゃん)。

最後は敵の首領室田と志穂美の大空中戦。あれ、既視感。一作目も大空中戦じゃなかったっけ。前のシナリオがこっちに紛れ込んだかしらん。いやいや、大丈夫。観ているこっちもそこまでこだわっていませんから。お互い様ですよ。
ろく

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