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黒の超特急
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『黒の超特急』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.1
増村保造の汚職スリラー。加東大介の腹黒いおたふく顏。田宮二郎の俗物イケ面。新幹線利権…土地転がし…カネに狂う魑魅魍魎がまたもワラワラ。といってもほぼ加東大介が背負いますね。いや見事。
船越英二のいつもの安定感(ほんとになんでもハマるなぁ…)。このいざという時に踏み切れない女慣れしていない優男っぷりがまあ可愛いったらありません。
旅館の主人口軽いなオイ。
岡山の片田舎で不動産会社を経営する青年(田宮二郎)が、開発予定地の先買いを企んでいるゆすり屋(加東大介)と対峙する。新幹線路線の敷設を背景にしている、サスペンス・ドラマ。

題名を略すと「クロ超」になるため、シベ調的な期待感が高まるが、残念ながら列車サスペンスではない。新幹線の実用化という国家的プロジェクトの影響下に潜んでいる、ドロドロした人間模様を語っていくスタイル。

不自然な一人称語り、都合よく止まってくれるタクシー、エキストラが無反応になるカキワリ現象に笑いを誘われてしまうが、「金の亡者しか登場しないドラマ」の風刺性を堪能することが可能。

極秘ルートで入手した個人情報を利用しながら、口八丁手八丁で揺さぶりをかけてくる加東大介が、清々しいほどの気持ち悪さを発揮している。そして、「自分の周囲にも、こういう人がいるかも知れない」という猜疑心が刺激させられる。
LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.5
新幹線開通に伴い土地買収に絡む、不動産屋…仲介業者…新幹線公団…政治家…皆、金儲けを企む悪人揃い。

今も昔も男は女に惑わされココロ奪われる生き物で、気がついた時は抜け殻同然すべてを失う。

登場人物全てが金に強い執着を持つのは、高度経済成長期で恩恵を受けられない貧困からくるものなのか…

或いは成長経済社会の流れに乗って、更にガメつく儲けようとする野心なのか…

戦後、這い上がれないほどの深く暗い闇底の失意に叩き落とされ、希望を失い絶望を味わった日本人。

だからこそ金に執着する事は現在の平和ボケした社会と違って、純粋に生きる為の素直な人間の本質的な行為なのかもしれない。

加東大介はどんな映画でも脇役ながら存在感が有り、改めてその演技に実感。

色々な意味で、逞しく力強い時代と人々ですね..★,

『黒の超特急』に似ている作品

金環蝕

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上映時間:

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3.7

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