【トロイの俵】
本家千草と分家名越は
神之島が浮かぶ八雲湖を挟んで仲良し♪
千草の殿様は、名越の姫様と婚約中。
湖の恩恵を受けられず、不毛の地を治める御子柴は両家を妬んでいる。御子柴領地から千草領内への農民流出が止まらない。
字幕がなかったので心配でしたけど、
勧善懲悪でとても分かりやすかったです。
仕掛けや特撮が面白いです。
十字架だったり、海が割れたり、千草→天草？などなど…、もしもキリスト教を意識していたら興味深いなぁと思いましたが…
日本ではもともと、体重により、女性は十の字、男性は大の字という磔刑だったようです。
神様は、やはり乙女の涙に弱い。
「神の怒りは必ず起こる。」
「無用な血は流してはならぬ。」
「民の幸せを思えば、名越の里を戦に巻き込むな。」
「かくなる上は身を引くのが、領民や難民達を救う道だ。」
この世界で、一体どれだけの統治者が民の安全を心から祈っているのだろうか。
神様がいてくれたらと願わずにはいられないような現実ですので、なんだか少し泣けてしまいました。乙女じゃないから、願いは届かないかな😅
